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永代供養墓春の法要とお彼岸法話

お知らせ

長岡より高雲先生をお迎えして蓮照寺の春彼岸を行い、みんなでお経を読み先生の法話を聞いてご飯を一緒に食べました。

 

法話の内容は認知症の徘徊を取り上げ、散歩に出かけたんだけど家への帰り道がわからなくなったのが徘徊であり、それは無意味な事ではなく帰り道を探す行動で意味があると。いのちへ帰ろうとする人間の深い行動なのだとお話されました。

 

認知症というキーワードでお話されましたが、人間の根本的な問題を語られたように思います。

いのちに帰る帰り道が我々はわからないのではないか。という問題として副住職は受け取りました。これは得だ・これは損だ・この人は善だ・この人は悪だ そのような分別はとても得意な我々です。

 

しかし自分自身の在り方・生き方は実のところ他人や自分を裁いて生き正義を立て、そぐわない人は悪人として排除する悲惨な生き方をしているのではないでしょうか。

 

そのような生き方をしていると渇くのです。だからいのちという水を求めて訪ねてゆくという宗教で云うところの求道という歩みがあるのでしょう。

 

 

永代供養墓にお花を供えてお経をあげました。お参りも方も何人かお越しになり手を合わせてゆかれました。