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副住職のはなし

お彼岸です

副住職のはなし

こんばんは。涼しくなってきましたね。私は食べることが好きなので秋が一番好きな季節です。

先日南魚沼に所用で行ったのですが帰りに寄り道をしまして、宮野屋さんという八海山の麓にあるお蕎麦屋さんへ向かいました。

宮野屋さんはお蕎麦も美味しいのですが、山菜の天ぷらが絶品で大好物です。機会があれば皆様も召し上がってみてください。オススメです!

 

さて先日蓮照寺では一足早くお彼岸の法要をお勤めしました。長岡から高雲昌美先生を迎えてご門徒さん・村の人で正信偈を読み高雲先生からお彼岸とうしての仏教講座という形でお話いただきました。

私は、お彼岸は季節と季節が出逢う時でもあるし、またいのちといのちが出会う時でもあるとの先生の言葉が残っています。

 

季節の変わりめ・いのちの変りめ。亡くなった人に手を合わせることで死は勿論のこと生きるとは何だろうか。自分の日常生活の姿勢が問題になってくるんだと思います。

損得や善悪で物事を判断して他人は勿論のこと、自分自身をも裁いてゆく生き方が仏様の知恵によって明らかになってくる。我々の知恵ではなく仏様の知恵によってです。

 

仏様の知恵はどこまでも私と一緒に居てくださる・心配してくださる心です。良い時や悪い時を区別しません。

私の知恵はどうでしょうか。得なときは出ていくけど損になるとすぐに引っ込むのではないでしょうか。

 

その私を心配してくれる人が仏様です。手を合わせて仏教を聞くことによって仏様のいのちと出会うときがお彼岸です。

亡くなった人に対する供養は仏様のいのちと出会い、仏様のいのちって何だろうと聞く事が供養です。