600年の歴史を持つ蓮照寺の成り立ちと概要をご紹介いたします
蓮照寺は室町時代の応仁3年(1469年)に蓮如上人の弟子照善僧都
(しょうぜんそうず)によって新潟市の巻に開かれたお寺です。
照善僧都は加賀の国(現在の石川県小松)の生まれで元は武士でありましたが、戦乱や疫病によって苦しめられる人々を観て仏道に入ったと云われ、師を求めて蓮如上人に学び共に各地を巡ったと伝えられています。 各地で親鸞の教えを人々に勧めた照善僧都ですが京都に草庵を結び活動の拠点としたようです。
しかし1467年に室町幕府が衰退する応仁の乱が起こると京都の町から追われ近江の堅田や伊勢長嶋を経て故郷の加賀の小松に戻りました。
応仁の乱で焼き尽くされた京都に再び戻ろうとしたようですが、戦乱が続きとても戻れる状況ではなかった様です。
そのような中で、越後の国の有力な国人に強く請われて京都上洛をあきらめ越後の国での布教を決心したようです。
そして数名の供を連れて越後の国の越前浜に上陸し蓮照寺の原点となる草庵を結び越後の人々と一緒に親鸞の教えを学びました。
爾来600年23代続く蓮照寺の住職に、
照善僧都の志は連綿と受け継がれています。
お寺概要
名称 | 小松山蓮照寺 |
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宗派 | 浄土真宗大谷派 |
所在地 | 新潟県新潟市西蒲区中郷屋206 |
電話番号 | 0256−73−3823 |
アクセス | 駐車場あり※駐車場からお墓が近いので車椅子でも安心してお参りいただけます。 JR東日本巻駅より車で約8分 巻潟東インターより車で約16分 |