副住職のはなし
樹木葬の設計思想
副住職のはなし
質の良い樹木葬を作る
蓮照寺樹木葬では大きなさくらの木をシンボルツリーとしています。最近色々な所で樹木葬が作られるようになりました。それそれに特徴があり自分にあった樹木葬を選べる時代になりました。
苗木を墓標代わりに一本植えるタイプ・芝を掘り起こして納骨するタイプ・石のプレートの下に納骨するタイプなど様々です。
長い期間気持ちよくお参りしてもらう事が大切
蓮照寺樹木葬では新潟の風土・文化を想い大切に出来る形で樹木葬を提案しています。お寺が永代に渡りご供養する樹木葬ですから、質の良い石と腕の良い石工さんで造ることが絶対の条件でした。
高い技術を持った石工さんと良質な石材
私は石の事はわからない素人なのですが、腕の良い石工さんに巡り合えるかが鍵ではないかと思っていました。その様な方であれば、質の良い石を手に入れるルートも持っているでしょうし、また職人さん同士の人脈もあると睨んでいました。
そして本当についているなと感じるのですが、大先輩のある住職さんに「石に人生をかけているような石工さんはいませんか?」と尋ねたところ水原の田辺石材さんを紹介していただけました。
東京や神奈川・長野などの樹木葬を見て回り一年程新潟の風土に合う樹木葬を一緒に考えました。そして施工に二か月かけてようやく完成した樹木葬です。石工さんだけではなく、基礎とコンクリートの枠組みを作ってくれた職人さん・技能グランプリで初出場で優勝した造園屋さんに手掛けて貰いました。
歴史を重ねても美しい樹木葬でありたい
葬祭関係の方からそこまでこだわらなくても良いのではないかと、ご意見を頂いたこともありました。しかし私は樹木葬の本当の価値がわかるのは、十年・二十年後・もっと先にどの様になっているかだと考えています。
樹木葬の設計思想
質の良い石材を使い腕の良い石工さんが造ったお墓は時間がたっても美しいのです。そのことを知っていたのでこだわりました。
樹木葬をお探しの際は一度ご見学ください。